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残像

 2008-04-11(Fri) 
■去年、乗馬クラブでロケをし、サッカー中継の為に放送中止になってしまったドラマがようやく放映される。
明日の土曜日午後9時から、土曜ワイド劇場。
楽しみのような、悲しいような…

    〜〜:〜〜:〜〜:〜〜:〜〜

■このドラマが、思い出の映像特集となってしまった。
かつて私の過ごした時間と場所があったことを忘れないために。

巷に雨の降る如く [終章]

 2008-03-31(Mon) クラブの最終日
■冷たい雨が強くなったり弱くなったり。
最終日の午前中は運悪く雨模様。
後味の悪い騎乗になるのが嫌で
「乗りません、道具の後片付けだけに来ました」と言ってしまった。
配馬表には【山桜】
予約してあるそれぞれの方に、縁のある愛馬たちが配馬されている。
クラブからの最後のプレゼントだったのだ。
■振り仰いで空から落ちてくる雨粒を受け止める。
後悔しないようできるだけのことはやった。
それでも心がちぎれるように痛む。
 ー 巷に雨の降る如くわが心にも涙ふる。
■いとおしい馬たちに挨拶をして、道具をすべて車に積み込む。
駐車場を出て障害アリーナをまわり込む道を通る。
2年前に植えた桜のか細い並木に花が咲いている。
ふと見ると、雉が一羽植え込みを歩いている。
「つくばらしいなあ」
このクラブで過ごした日々は、私にとってどんな意味があったんだろう。




【山桜】 [アルバム]

【山桜】こと【カリヨン】です。
誕生日:2000-06-09 出生地:北海道
父:トロットサンダー 母:クールビューティ
山桜は花(鼻)の前に葉(歯)が出るそうなので、出っ歯の彼にふさわしい名前です。

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彼は、
私の始まりであり終わりです。
私の怖れであり、憎しみであり、喜びであり,
さらに私の悲しみでもあります。

「僕は君に何も誓えない、でも僕は君のために精一杯の人生を生きる」
「息をとめて君を見つめてる woh woh woh woh 君を抱きしめていたい」
別れが決まった時から、彼の手入れをしている時はいつもこの曲が頭の中に流れていました。

関連記事:『とらうまを抱きしめて

記事一覧 2008年3月 [目次]

 2008-03-31  巷に雨の降る如く
 2008-03-31  【山桜】
 2008-03-30  競技会応援記
 2008-03-29  675鞍目 自由になる
 2008-03-28  673/674鞍目 ブレーキをかけながらアクセル 
 2008-03-27  【主席】
 2008-03-24  672鞍目 乗れるだけで幸せ
 2008-03-23  卒業公演としての競技会 謝辞編
 2008-03-23  卒業公演としての競技会 競技編
 2008-03-23  卒業公演としての競技会 早朝編
 2008-03-22  670/671鞍目 つかの間の楽園にて
 2008-03-21  668/669鞍目
 2008-03-16  【アウグスティヌス】
 2008-03-16  667鞍目 最終リハーサル
 2008-03-15  665/666鞍目 再び重い馬&軽い馬
 2008-03-15  【霧丸】
 2008-03-14  663/664鞍目 ビギナークラスは卒業
 2008-03-14  【時鮭】
 2008-03-12  ビジターの品格
 2008-03-12  661/662鞍目 馬上の解放感
 2008-03-09  【ヴィーヴ・ロワ】
 2008-03-09  660鞍目 メインエンジン 
 2008-03-09  【アレフ・ゼロ】
 2008-03-08  658/659鞍目 重力に対しての動き/失って得るもの
 2008-03-07  【とら】
 2008-03-07  【毒うま】
 2008-03-05  656/657鞍目 重い馬&軽い馬
 2008-03-02  655鞍目 基礎を固める
 2008-03-02  【ムーン】
 2008-03-02  【チャンドラ・グプタ】
 2008-03-01  653/654鞍目 他山の石
 2008-03-01  【ときめき】



競技会応援記 [終章]

 2008-03-30(Sun) 県馬術連盟選手権大会 
■自分の臨終に立ち会うような張りつめた気持ちの馬場の競技会が終わって、今週はもうおまけを楽しむ気分の競技会。
真剣な応援というよりは、ひと時でも仲間と共にいたいという気持ちがすべて。
【よちよち】ジャンピングチームは、いつもの対外競技メンバー+初出場(記念出場とも言う)組で、エントリー数も多め。
■県の競技会だから、何度も応援にくると見知った顔が多くなる。
次の乗馬クラブを探さなければならない私達は、当然のごとく他のクラブの人馬に目がいく。
おもわず目を覆いたくなるような醜い姿、罵声を見聞きすると「あそこだけは絶対に行きたくない」という気持ちが強くなる。
競技会はクラブの品評会なのだ。
反面,うっとりするような綺麗な騎乗姿勢、滑らかで無理のない走行を目にすると
「ああ素敵だなあ、あのクラブっていいなあ」と素直にあこがれてしまう。
しかし、思うことは皆同じ。
周囲が「あの先生のクラブっていいよね」「今度乗りに行こうと思っている」という話で盛り上がり出すと、ちょっと微妙な気分。
おばさんが集団で行動するのは醜い。
この煮詰まった人間関係そのままを新しいクラブに持ち込むのは危険じゃないのか。
なんて、余分なことを考えながら観戦する。
■【時鮭】は、今回もレンガ柄と格子柄の障害を拒否していた。
4%先生が押しても懲戒しても「絶対イヤだもん」とビタ止まり。
普段の練習では使っていない柄を正確に判別するのは、ある意味えらい。
「エントリーの走行を馴致と思って何度も見せてあげなきゃね」という達観した姿勢で臨む。
そして、4、5回の走行を犠牲にしてようやく減点ゼロで帰ってくる。
よかった、物見して跳ばない馬の烙印を押されずにすんだ。
「拒否されるかも」という不安をはねのけて見事に優勝したTKさんは、すばらしい。
【霧丸】さまは、いつもの期待に応えて安定走行。
【エウリディケ】も無事帰還でなにより。
ビギナー競技ではあるが1,2,3位をわがクラブが独占するなど、最後の輝きを残して花道を飾れた。

■いつもなら、そそくさと帰るところだが、
立ち去り難い気持ちでクラブの撤収片付けまで居残る。
「何をお手伝いしていいかわからないんですけれど…」という付き添いの家族の方と共に作業を見守る。
荷物を積み終え馬運車を出す段になって皆が4%先生を囲む。
「せっかくここまで来たのだから、乗馬を続けて下さいね」
うつむき加減で短いスピーチ。
涙ぐむ人もちらほら。

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馬運車が会場を離れていく。
『さよなら【よちよち】乗馬クラブ』
感無量。


■そうそう、うっしーさんNGさんHNさんに聞きたいことがまだ残っていたんです。
「競技に出なくても、競技会の応援にいつもいらっしゃるのはどうして?」
普通の感覚では、交通費をかけて休日をつぶして応援にいくのは、それなりの理由があるはず。
近く自分が競技にでるから予習のつもりとか、どうしても応援したい人馬がいるとか…
いつも会場でお会いするのに、それらしい理由の見当がつかなくて。
もっと馬談義したかったなあ、なんて終わってから名残惜しく感じております。
思い残すことはないなんていいながら、まだまだ現世に未練を残す幽霊の気分です。

675鞍目 自由になる [終章]

 2008-03-29(Sat) 初級クラス 通算675鞍目
■「今日が最後になります」とご挨拶される方が目立つ。
明日は競技会(障害)の遠征でクラブ自体が休みになるので、サンデーライダーの方々は最終回となる。
慣れ親しんだ方と会えなくなるのは寂しい。
■本日のお相手も【アウグスティヌス】
好きな馬に乗れるのはしあわせである。
「もちぇさん、ちょっと乗っておきますね」と4%先生から声がかかる。
最近の【アウグス】は何かを主張したいらしくて、部班レッスン中に不穏な行動をとることがあるらしい。
■レッスンは【青雲】【エウリディケ】【毒うま】と中級との合同レッスン。
部班の先頭で快調に動いていたのだが…
準備運動の駈歩でアウグスが急に進路を変えて横に飛び出して行く。
「やってくれますね〜」「後続の方々、ご迷惑をかけて申しわけありません」
落ちる気はしないし、駈歩で左右に倒れかかってくる馬も経験したので騎乗するには問題ないのだが、
【アウグス】がこんな行動をとる原因がはっきりしないのが、気持ち悪い。
彼に数多く乗っている方も「おもしろい馬よね、他に馬がいるときに限って突然何かをはじめるんだから」とおっしゃる。
■急に脱線するときの彼は、馬体の前と後ろがポキリと折れたようになってつながらなくなる。
推進のアクセルを踏みながら手綱のブレーキをかけつつ運動している時は、後ろから前までがエネルギーの流れ的にひとまとまりになっているのと好対照。
2回ほどあらぬ方向に走り出し尻跳ねもしてくれたが、その後は落ち着く。
4%先生のご配慮で常歩で内方姿勢をとるエクセサイズを時間をかけて行う。
前に出して手綱で受け止める、内方向いたら拳を緩めるなどの会話をしていくうちに、またひとつの枠のなかに収まる。
ふう〜、何が気に入らないだろうねえ。
■その後の速歩の運動は気持ちよく進む。
「外側の薬指に馬の重さが感じられるように」「外側で規制して回転させる」というのが実感できる。
外と内は相対的なものだから、外の肘が起点になっていれば内側を緩めれば外側の規制が効く。
内側をあれこれ操作していれば,安定した外側に馬は頼ってくる。
自然に馬の重みが外側の拳にかかってくる。
重くなり過ぎたら、脚を使って首をあげさせるとか、隅角を利用して再度内方姿勢を取らせるなどですうと楽になる。
こんなときの馬の動きは、一定の気持ちいいリズムにのって柔らかく軽快なのだ。
それゆえ、乗っている人も何の苦労もなくひとつ所に落ち着いて座っていられる。
正しい騎乗姿勢って、馬が気持ちよく動いていないとできない姿勢だと思う。
■私が何かをやった結果、馬がそれに応じて動いてくれるのが感じられる。
「身体の各部分が自由に動いて,柔らかくリラックスして乗れるようになりましたね」
「昔なら、駈歩で馬があんな風になったら大変なことになっていましたよね」と
4%先生が声をかけて下さる。
■ここで手に入れたものは、馬の上での解き放たれた感覚。
私は自由になれたという確信なのだ。




673/674鞍目 ブレーキをかけながらアクセル [終章]

 2008-03-28(Fri) 初級クラス 通算673/674鞍目
■ストレスフルな仕事からようやく解放されて乗馬クラブへ。
ひさしぶりに4%先生のお顔をみる。
「(日曜日は)お疲れさまでした、すばらしかったですよ」と笑顔で言われる。
ひょえ〜、〈よかった〉ではなく〈すばらしい〉という表現は初めて聞く。
すべては4%先生の采配のお陰なのだ。
ありがたし。
■閉鎖が決まって心底落ち込んでいた時に、
この最後の舞台があったからこそ強い気持ちを保つことができた。
仕事のプレッシャーを押し返しつつ普段より多い騎乗数をこなす凄まじい日々。
ゼロから始めた乗馬で、競技会で満足のいく結果を出せるところまで来たのだ。
この先、馬に乗らなくなったとしても「乗馬をしていました」と他の人に胸をはって言える。
駈歩が怖いままのへっぴり腰騎乗で、仕事の忙しさに負けて遠ざかっていたら、中途半端で後味が悪かったろう。
区切りをつけることができ、もう思い残すことはない。
あとは思い出の整理だけ。

■自分はもう〈あの世に旅立った人〉の気分でレッスンの予約をとる。
ひと鞍目は【アレフ・ゼロ】
ふた鞍目は【アウグスティヌス】
4%先生のレッスン。
かつてのように、先生の一言一句、馬の挙動のひとつひとつに集中することをしなくなった。
「ああ、春の空の下で気持ちよく馬に乗れるなんてしあわせ」と幸福の瞬間を味わうのみ。
■そんな中でも、耳に残ったのは、
「長蹄跡から巻き乗りしましょう」
「巻き乗りの出口で駈歩をだしましょう」
「駈歩発進は,巻き乗りの内方姿勢をそのまま保って出すんですよ」という説明の声。
そして、
「馬を前に出して」
「前に出たものを手綱で受け止めて」
「例えば、20km/hr が出るようにアクセルを踏んで2km/hr 分のブレーキをかけて、18km/hr で走るつもりで」
「手綱に手応えがないというのは良くないことです」という説明。
手綱を軽く握ることが多い私には、手応えがないのはダメというひと言に「えっ、そうなの」と軽い驚き。
まったくの手応えなしというのは乗っていて怖いので、もちろんわかるのだが、
前に出るパワーの1割は手綱を持っていいというのは思った以上に強い手応えになる。
「手綱をもって止まりそうになったら『違うんだよ止まれじゃないよ』と教えてあげればいいですから」
なるほどねえ。
重い馬ばかり乗っているとわかりにくいところだが、
【アウグス】のような前進気勢のある馬に乗ると納得できる。
前で受け止めるようになると、馬のパワーを貯められるようになるのだ。
■「馬が常に脚に反応している状態にしておいて」とも言われる。
騎乗バランスが整ってノイズの少ない状態で扶助を送り、馬の反応に即座に応えてプレッシャーとリリースを使い分けられようにならないとなかなか理想の状態にはならない。
でも、それを当然のようにレッスンで求められるようになってきているのだ。
もう最後が見えているけれど、さらに新しい課題、さらに一歩前へと。


【主席】 [アルバム]

【主席】こと【スーワガン】です。
誕生日:不詳 2007-10-21 病没
父:不詳 母:不詳
わがクラブの主席練習馬でした。
P1000324_1.JPG
決して忘れられない馬です。


672鞍目 乗れるだけで幸せ [終章]

 2008-03-24(Mon) 初級クラス 通算672鞍目
■朝一番のクラス。
小雨が降っていたので集まった会員同士「どうします? 乗りますか?」と思案顔。
「もう乗れなくなると思うと…」のひと言で馬装がはじまる。
私のお相手は【アレフゼロ】
ひさしぶりに拍車なしで乗ってみる。
動いてはくれたけれど重い。
普段、ガシガシ拍車を使っているつもりはなかったが、
必要な時に馬がわかる強さの合図を送るには丸腰では無理なのかも。
■「昨日の競技会のあとでは疲れたんじゃないですか〜」とごんちゃん先生にねぎらってもらう。
今や乗れないときの方が、いたたまれずに疲れてしまうのだ。
馬といられるだけで幸せ。

卒業公演としての競技会 謝辞編 [終章]

 2008-03-23(Sun) 2007年度 県馬術連盟選手権大会

  もちぇ@【山桜】  待機馬場にて
P1000686_1.JPG
 馬場馬術競技第2課目2004  成績 : 56.17%

一年前のデビュー戦の成績が 50.59% だったので、5.58ポイント上回った。
(得点の合計では19点増えたことになる)
しかも2008年の密かな目標とした55%を越えたのでもう何も言うことはない。
きわめて満足な結果になった。

「この馬の歩様では点数はでない」と一部でささやかれていたけれど、今回主審の評価では59.41%がついていたので、やればできる馬なんだと思う。
「腰が入る」「腰が振れる」など副審のコメントに散見される馬のぐにゃりとした姿勢を騎乗者がカバーできれば、【山桜】はもっと輝かしい成績をおさめられるに違いない。



   :〜:〜:〜: Acknowledgments :〜:〜:〜:

今回の競技会出場にあたり、数々の人にお世話になりました。
自分ひとりでは何もできない、多くの人の助けがなければ成り立たないスポーツであることを改めて感じます。

チーム【山桜】:今回馬場デビューのHGさん、昨年も一緒に出場したHNさん、バルちゃんのお母さん、かめとうまさん、Aチーム隊長。
チーム【とら】:ジュニアで頑張るKMさん、スタッフのごとく働いてくださるTKさん。
チーム【青雲】:素敵なシルバーグレイのSMさん、たてがみ編みで今回もお世話になったベテランのレイチェルママ、雲の上の存在YSさん。
最愛の馬【アエラス】と参加されたNK夫人。NKご夫妻にはいつも気にかけていただき励みになりました。

応援に来て下さった方も数多くいました。
馬付き総務として絶大なる信頼を得るHRさん、うっし〜ご夫妻、いつもなごやかなNGさん、元馬術部監督O先生、馬に乗り始めて間もないのに4%先生の助手にすんなりおさまったHRくん、救護係として見守って下さったKさん。
乗馬の大先輩で何かにつけての相談相手だったYMさん。
そして、2課目競技初回のヘボヘボ経路から見つめ続けてくださったちゃりさん、「上手くなりましたね」のひと言は私にとって誰の言葉より価値あるものとなりました。

われら遠征隊を送り出し、残るものたちを守り、帰りを待っていてくれたクラブスタッフのみなさま。
競技会準備が優先されたレッスンを黙って受け入れてくれた会員のみなさま。

競技会をスムースに運営し、私達に最後の舞台を与えくれた県馬術連盟競技役員のみなさま。
朝、落鉄していた【山桜】の蹄鉄を手当てして下さった装蹄師のFさん。

最後に、すべての作業を監督し自ら率先し働き十数人におよぶ大世帯を混乱なく率いるリーダーであり、馬たちのトレーナーであり、わが師である4%先生。
そして、私をのせてくれた馬たち。

心から感謝いたします。

ありがとうございました。
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