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665/666鞍目 再び重い馬&軽い馬 [終章]

 2008-03-15(Sat) 初級クラス 通算665/666鞍目
■朝日が力強く差し込む。
太陽電池で動いている私は、気持ちよく活動開始できる。
今日はぽかぽかして乗馬をしたら暑いくらいの陽気である。
ということで、冬の定番のハイネックシャツにフリースジャケットから
長袖のワイシャツに変更。
■配馬表を見ると【山桜】がレッスンに復帰していた。
それでも週末だから、いきなり4鞍のお仕事。
どうか無事にお仕事を完遂してほしいと祈らずにいられない。

■私のひと鞍目は【とら】ちゃん。
レッスンの相方は【ムーン】で似た者同士の2騎部班といったところ。
ごんちゃん先生が見て下さる。
■準備運動の常歩は、「元気よく、後肢を踏み込ませて歩く」バイタルウォークにもっていくのが目標。
ちょっと前までは、ここで元気よく動かさなければ後が大変とばかりに、
「どんどん歩け!」と脚をつかって歩かせていた。
ところが、人の方が先に熱くなって「ほらほら」とせかさなくても
馬にまかせて歩かせて、馬が楽なように馬にぴたりと歩調を合わせていると自然に馬が動いてくれることに気がついた。
蹄跡2周目になるころには、ちょんと脚を使っただけでスタスタと歩いてくれる。
馬は乗った最初に人をみるというが、それは強い要求をだして妥協を許さない人か否かをみているのではなくて、馬にあわせてくれる人すなわち聞く耳を持った人かどうかをみているのではないだろうか。
■【とら】ちゃんは、キロ重程度で動いてくれたのだが、駈歩が上手くいかない。
特に右内方姿勢が取り難いので、きっちり決まらない。
何度も常歩や速歩の輪乗りで内方姿勢を取らせて準備をするのだが、さっきまで上手くできていた首の向きがあっという間に崩れてしまう。
手綱でぎゅうぎゅうにしてしまうとかえって苦しいかもと緩めにすると、今度は駈歩を続ける推力が前に伝わらないらしくドッタンドッタンとした駈歩なってしまう。
常歩で内方姿勢をとらせて、ポンと駈歩を出し蹄跡周回ぐらいの大きさで伸びやかな駈歩ができると一番いいのだが。
今日は、上手くいかない日だ。

■ふた鞍目は配馬の変更があって【毒うま】くんになる。
相方は【山桜】に乗って、再びごんちゃん先生の2騎部班。
今度の競技会に同じチームで出るので、先生は実践に即した説明をしてくださる。
■「準備馬場では、特に指示がない限り常歩をしましょう」
「馬も人もテンションが高くなって、ついイケイケどんどんと馬を追ってしまいがちになりますが
それでは馬が興奮して収集がつかなくなる危険性があります」
「常歩といっても、だらーと歩くのではなくて速歩になる寸前の元気のいい常歩にするのが秘訣です」
そうなのだ、オラオラ〜と馬を追い立てるのではなく、ちょっと脚を使えばポンと出るような即応性を求めなければならないのだ。
■〈即応性〉かあ…
思い出すと、以前の4%先生のレッスンで、
「元気のいい常歩にするには脚を使ったら速歩になってもいいんです」
「速歩が出たら、違うよと教えてあげればいいんですから」
とか、
「駆歩しようと合図して、速歩がでたらすぐ止めて下さい」
「馬が嫌がる強い合図でも、ちがうよとわからせてあげないとダメです」
「2歩も3歩も速歩を続けさせてしまったら、馬には何をさせたいのかが通じなくなってしまう」
とよく言われていた。
馬に乗せてもらっていた頃は、自分の合図の仕方が正しくないから馬が動かないと信じて疑わなかった。
だから上手く行かなくても「私が悪いのよ」と馬を責める気持ちにならなかった。
でも、そのことが馬側の聞く耳を塞いでしまっていたのだ。
「何をさせたいのかわからんヤツだ」と。
駈歩発進で速歩が出た時に「違う」と馬を止めて扶助の出し直しをすると「違うのなら、じゃあ駈歩なの?」と馬の体勢が変わるのを目の前にして、発進ができず泥沼化する場面が激減した。
正しい駈歩発進扶助の仕方を身につけたのではなく、馬の行動に即応するようになっただけなのだが。
結局、人が馬の行動に反応すれば、馬も「違うの?じゃあこれかい」と反応を返してくれる。
相手がいろいろ言ってくることに対して、Yes と No のみで絞っていって、こちらの意図を伝えるしかないのだ。
「なんでわかってくれないのよ」とまるで人間を相手にしているかのように、
突然怒り出したり引きこもったりする輩が一番始末に負えない。
だって、馬は人間じゃないのだもの…
■そんなことをつらつら思いながら【毒うま】くんに乗る。
すぐスピードアップする馬を抑えながら乗っていると馬エンジンが低速回転になってしまう。
【毒うま】の速歩は回転数が落ちると反撞がユラユラと左右にぶれてしまう。
騎乗者の身体のからだもねじれてしまうから格好わるい。
さらに回転数が低いまま手綱を強く引いたり、前傾姿勢になると、ころがり落ちるような速歩になってしまう。
毒うまエンジンの回転数をあげつつ、スピードを上げないために細心の注意を払う。
狭いコンタクトの許容範囲にぴたりと手綱の張力を合わせられるかということと、騎乗者のバランスなんだと思う。
一瞬落ち着いたかに見えても、ちょっとしたバランスの崩れですぐに前輪駆動に切り替わってしまうスリル。
馬が敏感なら人もそれに応じて敏感になるよう努力をしなければ。
それでも右手前の駈歩はぴたりとバランスが中央に収束すると静かに乗っていられる。
■2課目経路にあわせて、
長蹄跡を歩度を伸ばしたり3湾曲や中央線を入って停止など久しぶりにバラエティー豊かな内容になる。
速歩を何もしなくても前に出てくれる馬は本当に楽だ。
前に出る分を外方のハミで受けてカーブのコントロールが効く。
■「脚は、腿の前の筋肉に力が入ってはダメです」
「鐙に踏みつけるようにするとそうなりますし、足が前に出てしまいます」
「鐙には足を乗せておくだけ」
「腿の後ろとアキレス腱の上のあたりに力が入るように」
「馬の後肢に向って脚が伸びるように使いましょう」とごんちゃん先生の声が聞こえてくる。
自分の体重がまっすぐ馬に落ちるように。
それが最も強い扶助になるのだから。

■【とら】はもっとしっかり手綱を握っておいてあげないと安心して前に出られない。
でも、強すぎるかえって前に出られなくなる。
■【毒うま】は手綱がきついとどんどん加速していってしまう。
でも、緩すぎると馬エンジンの回転数が落ちて、かえって前輪駆動で転げ落ちるような走りになり止まらなくなる。
■どちらも推進と手綱のバランスが厳しくて、手綱のコンタクト許容範囲が狭い。
ぴたりとあわせて人馬ともに気持ちよく走れるときは、まるで天馬に乗っているような至高体験が味わえるのだが、今の私の実力では一瞬でもできれば大成功。
レッスン中ずうっと、納得がいかず違和感のあるままということの方が多い。
それでも彼らに乗れるのは、嬉しい。
考えながら乗れるのが楽しいのだ。







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