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673/674鞍目 ブレーキをかけながらアクセル [終章]

 2008-03-28(Fri) 初級クラス 通算673/674鞍目
ストレスフルな仕事からようやく解放されて乗馬クラブへ。
ひさしぶりに4%先生のお顔をみる。
「(日曜日は)お疲れさまでした、すばらしかったですよ」と笑顔で言われる。
ひょえ〜、〈よかった〉ではなく〈すばらしい〉という表現は初めて聞く。
すべては4%先生の采配のお陰なのだ。
ありがたし。
■閉鎖が決まって心底落ち込んでいた時に、
この最後の舞台があったからこそ強い気持ちを保つことができた。
仕事のプレッシャーを押し返しつつ普段より多い騎乗数をこなす凄まじい日々。
ゼロから始めた乗馬で、競技会で満足のいく結果を出せるところまで来たのだ。
この先、馬に乗らなくなったとしても「乗馬をしていました」と他の人に胸をはって言える。
駈歩が怖いままのへっぴり腰騎乗で、仕事の忙しさに負けて遠ざかっていたら、中途半端で後味が悪かったろう。
区切りをつけることができ、もう思い残すことはない。
あとは思い出の整理だけ。

■自分はもう〈あの世に旅立った人〉の気分でレッスンの予約をとる。
ひと鞍目は【アレフ・ゼロ】
ふた鞍目は【アウグスティヌス】
4%先生のレッスン。
かつてのように、先生の一言一句、馬の挙動のひとつひとつに集中することをしなくなった。
「ああ、春の空の下で気持ちよく馬に乗れるなんてしあわせ」と幸福の瞬間を味わうのみ。
■そんな中でも、耳に残ったのは、
「長蹄跡から巻き乗りしましょう」
「巻き乗りの出口で駈歩をだしましょう」
「駈歩発進は,巻き乗りの内方姿勢をそのまま保って出すんですよ」という説明の声。
そして、
「馬を前に出して」
「前に出たものを手綱で受け止めて」
「例えば、20km/hr が出るようにアクセルを踏んで2km/hr 分のブレーキをかけて、18km/hr で走るつもりで」
「手綱に手応えがないというのは良くないことです」という説明。
手綱を軽く握ることが多い私には、手応えがないのはダメというひと言に「えっ、そうなの」と軽い驚き。
まったくの手応えなしというのは乗っていて怖いので、もちろんわかるのだが、
前に出るパワーの1割は手綱を持っていいというのは思った以上に強い手応えになる。
「手綱をもって止まりそうになったら『違うんだよ止まれじゃないよ』と教えてあげればいいですから」
なるほどねえ。
重い馬ばかり乗っているとわかりにくいところだが、
【アウグス】のような前進気勢のある馬に乗ると納得できる。
前で受け止めるようになると、馬のパワーを貯められるようになるのだ。
■「馬が常に脚に反応している状態にしておいて」とも言われる。
騎乗バランスが整ってノイズの少ない状態で扶助を送り、馬の反応に即座に応えてプレッシャーとリリースを使い分けられようにならないとなかなか理想の状態にはならない。
でも、それを当然のようにレッスンで求められるようになってきているのだ。
もう最後が見えているけれど、さらに新しい課題、さらに一歩前へと。


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