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442/443鞍目 手綱を握るだけ [第12章 初級騎座拳安定編]

 2007-03-22(Thr) 合同クラス/初級クラス117 通算442/443鞍目
■今月14日に初鳴きを聞いたウグイスは、
かなり上手になってきて「ホ〜ホケキョ」と華やか。
周囲の林が深いせいか、声にエコーがかかっている。
■ひと鞍目は我が友【山桜】に乗って、4騎部班のレッスン。
皆さん、それぞれ相性のいい愛馬に騎乗されているので、
「本日は"レッツ ! エンジョイライディングディー" ですねえ」と
明るい雰囲気。
【毒うま】【ベルベット・シート】【霧丸】と私には御しがたい馬たちなのだが、
各人それぞれの騎乗レベルと相性がぴったりしていると
本当にスムースに楽しげにレッスンが進む。
■【山桜】は本当に自由自在に動いてくれて何も言うことなし。
ただ彼を必要としている人達は沢山いるわけで、
これまでのように私だけが享受するわけにはいかない。
自馬ではなく会有馬の哀しさ、
「いつでも見守っているから、また次のデビュタントを助けてあげてほしい」と
距離を置かざるを得ない。
さびしいな… でも目が合えば必ず挨拶するからね。
馬房に必ずおやつ届けにいくからね。
〈わが師の恩〉は忘れないからね。

■ふた鞍目はいつもの「もうひと鞍乗らないんですか?」とお誘いに飛びついて
【毒うま】君と2騎部班。
相方の【ムーン】大好きな方も、落馬後遺症で悩んでいらしたらしい。
「【ムーン】なら決して跳ねたり飛び出したりしないから安心なのよ」と
語る彼女を見ていると信頼できる馬と巡り会えることが乗馬を続ける上で
鍵となるんだなとわかる。
■レッスンは、加速しやすい【毒うま】くんが先頭。
〈ゆっくり大きく動くこと〉と課題に運動する。
軽速歩では、立ち座りのリズムにひと呼吸のためをいれる。
脚もそっと使うし、
座るときは後ろに荷重できるよう腰を張って肩を後ろにする。
速歩までは「重いですか?」と4%先生に訊かれるほど、
ゆっくりペースになった。
■しかし、手綱の感じが変なのだ。
【毒うま】君の頭が空を向くことはないのだが、
首が急に私の方に近づいてきて手綱が余る。
【山桜】や【ベル】なら馬が近くに来てくれれば、
細かい運動がさらにスムースにできるようになって楽に動かせる状態になるのだが、
【毒うま】君の場合、フェイントをかけられたようで
近くにいるのにすり抜けられてしまう。
4%先生に尋ねると、
「【毒うま】の場合、首を鶴のように畳むのがうまいけれど
ちゃんとハミに乗ってやっているのではない」らしい。
ええ〜馬が近くに来てくれたと喜んでいたのに〜ガックリ…
つまり、加速させないようにとほとんど脚を使わないから、
馬がしっかり動かなくちゃと思えずハミの支えもいらんということなのか。
エンジンパワーの伝わらないニュートラルでは、車は惰性でしか動いておらず進んだり曲がったりがきちんとできない状態と同じことか。
〈ゆっくり〉動くということは、ニュートラルでの惰性で動かしている状態にあらず。
すぐ加速する【毒うま】君に脚を使いながらもゆっくり動かすには
どうすればいいんだろう? 難しい…
■駆歩発進にもたつき速歩を減速するときには、さらに悲惨な状態になる。
もともと、手綱を強く引かれて減速指示を出されると
空を向いて抵抗しさらに加速するという小心者泣かせの彼だった。
ついこの間まで、止めるつもりで加速されると
怖さから前傾になり騎座が浮いていた私。
今の私にできることは、
「ヤバいぜ〜マズいぜ〜ピンチのその時〜♪」前屈みにならず座っていようと努力することのみ。
必死になって減速させようとしている時に「あれっ?! 」という体験をする。
グイイ〜と手綱を引くと嫌がって空を向く【毒うま】
「ごめんっ」手綱を緩めるとここぞとばかりに前に出る馬。
「だめだってば」といつもなら再度引くところを、手綱を握り込む。
すると素直に止まるではないか。
あれ〜?【毒うま】君にとっては手綱を握ることがブレーキなんだ。
びっくり! 
「止まらないなら止まるまで強く引きましょ手綱かな」と思っていたのに、
引けば引く程加速して、握るだけの時に一番素直に制動が効くなんて。
■この日のレッスンでは、
「駆歩からの下方移行」という課題は満足にできなかったが、
手綱を一瞬握るだけでブレーキの合図が伝わるという経験ができた。
■【毒うま】君の加速に泣かされてきたが、
実はそれは
手綱を適正な長さで持てないので手綱を握っても伝わらないとか、
安定して座れないから怖くなると前傾するといった、こちらの未熟さに起因していたものだったのかも。


444鞍目 座骨がロッキングチェア [第12章 初級騎座拳安定編]

2007-03-23(Fri)  初級クラス118 通算444鞍目
■【ベルベットシート】にお相手を願い、
4%先生のマンツーマンレッスンとなる。
■常歩、速歩ではいつになくしっかりと運動してくれる【ベル】
「拍車をはいているとピリッとするようですよ」と
【ベル】の傾向を教えてくれる先生。
でもね拍車や長鞭に頼らないと動いてくれないというのは、
どこかに無理がある証拠。
ああ一日でも早く、拍車や長鞭を使わずに馬が動かせるような騎乗バランスを身につけなければ。
速歩では無理なく回る巻き乗りを披露してくれる【ベル】
どうしてこんなにスムースにリズムブレイクなしで、
一定の力で回れるのだろうか。
私が何かをしたというよりは馬が上手なのだと思う。
【ベル】が教えてくれるスムースな回転のコツをなんとか自分のものにしなくては。
■しかし、駆歩になると事態は悪化。
どうやったら【ベル】の駆歩に乗れるのだろうか?
どすんどすんと馬の背中の真上に落ちる感じが続く。
もっと上半身を後ろにすればいいの? 外方手綱をもっとしっかり支えればいい?
〈人が乗りにくい=馬が乗せにくい〉という方程式が成り立つので、
あえなく速歩に落ちる。
いつもこれだ…

■と、調馬索をもってくる4%先生。
「じゃあね、こちらで駆歩を出しますから
もちぇさんは乗ってることに専念して」と調馬索でのレッスンになる。
■「まずは軽速歩からいきましょ」
「鞍の前橋を両手でもって、軽くつまむ程度いいですよ」
「手の位置が固定されるから、立ち座りにあわせて肘が開閉する感じを味わって」
うへ〜、私はいまだに軽速歩で拳が上下に揺れているのですね…
駆歩の下手さに隠れて表立って指摘されなかったダメポイントが、
今ここに明らかになる。
競技会か終わったら〈騎座の安定と拳の静定〉がドドンとメインテーマになった感じ。
指導の意図を語らない4%先生だが、
「いままで目をつむっていた欠点を今度こそは直してもらいますよ」というオーラは感じ取れる。
水の入ったお盆を持っているつもりで肘の動きを意識する。
これで少しは拳が上下しなくなっただろうか。
■「じゃあ速歩で」
「馬に気がつかれないようにね」
反撞が大きい馬だと座骨のうさぎ跳びを大きく跳ばなければならないのだが、
【ベル】の場合は反撞が小さいので跳ぶ幅も少なくて楽である。
「そうそう、もちぇさんは速歩までの騎座はだいぶ安定してきましたね」
おかげさまで…
スピードのあがった速歩でもそのままついていけるぞ。
「怖くないですか?」 もちろんヘーキです。
■「じゃあこのまま駆歩にしちゃいますね」
速歩を追ってそのままギアチェンジの駆歩。
「ホルターを持っていていいですから」
いつもの調馬索での駆歩姿勢の矯正なのだが、
手がどうしたとか脚の位置がどうしたとかあまり言われない。
しかたないので、腰から馬の動きについていけるよう自分で留意点を決める。
座骨がぐぉりぐぉり鞍にあたる。
まるでロッキングチェアように鞍から離れることなく前後に振れて押し付けられるのだ。
「そうです、そうやって駆歩して」とOKをもらう。
馬場の中で駆歩する時とどう違うのか、よくわからない。
強いて言えば「駆足やめないで」と力むことなく調馬索だからとおまかせで乗っていたからなのか?
それにしても鞍から1mmたりとも離れない騎座なのに、
座骨があたる角度はちゃんと変化している。
動かないように揺れないようにと頑張れば頑張る程、鞍から腰が浮いてしまうのとは対照的だ。
何をどうしたのかと言われても自分でもよくわからない。
ただ、揺れない駆歩に少しずつ慣れてきて違和感があまり感じられなくなってきた。



445鞍目 手綱をゆずる [第12章 初級騎座拳安定編]

 2007-03-28(Wed) 初級クラス119 通算445鞍目
■【毒うま】君
3騎部班。【アエラス】【山桜】4%先生のレッスン。
■加速が怖いけれど、脚は使うべし。
手綱がきついと逃れようとして加速する【毒うま】
手綱は長くしないで短く持って、ほんの少しだけ拳を前に差し出す。
減速したら許す、加速したら持つ、減速したら許すと本当に5mmの動きの世界。
■ちゃんと伝わっていなかった。
何もしないことで加速させないようにとか、
速いのに先に手綱を許したりとか、
指示を出して反応に応えるというループができていない。
ものすごい小さなさじ加減なので、座りができていないとぶれるのだ。


446鞍目 安定した関係 [第12章 初級騎座拳安定編]

 2007-03-29(Thr) 初級クラス120 通算446鞍目
■3騎部班でごんちゃん先生。
私が【山桜】で【チャンドラ・グプタ】と【毒うま】君が一緒。
このところ4%先生にみていただくことが多かったので、
ごんちゃん先生のレッスンは久しぶり。
■【山桜】は申し分なく動いてくれて、駆歩も楽しい。
途中で、後ろを走っていた【グプタ】が躓きジュニアの子が落馬。
後方視野でそれを捉えた【山桜】が驚いて横跳びダッシュ。
「何事?!」と思ったがすんなり収まる。
落馬した子も大事には至らなかったようだ。
■しばし常歩させて事態を見守りつつ、今日はこの辺で終わりかと思っていると
戻ってきたごんちゃん先生はロスタイム分もしっかり駆歩練習をさせる。
蹄跡行進をしていると「隅角もきちんと通れるように」と声がかかる。
うむ、これは練習したからできる。
続いて「巻き乗り〜」の号令。
「大きめでいいですから」
「しっかり外方手綱で支えて!」
「外方でまわして」
【山桜】なので速歩に落ちずに巻き乗りしてくれるが、
後半に勢いがなくなる。
巻き乗り前半は、斜めに手前を換えと同じ感覚でスムースに入れるのだが
後半が失速。
推進が足りないのか?
■最後は速歩で中央線に入り停止の練習。
ピタリと4肢を揃えて止まる【山桜】
「どうなることかと思いましたけど【山桜】を競技会に出してよかった」
「ずいぶん馬場馬らしくなりましたねぇ」とおっしゃる。
やはり…
(競技会に出してどうなるか心配だったのは、人だけじゃなくて馬もだったんですか?)
(馬の心配など微塵も感じさせずに練習させて下さったわけなのね)
【山桜】に対する信頼感が確立していたから、競技会が楽しかったのだ。
馬を信じること、信じられるようにサポートすることって極めて重要なことである。


447/448鞍目 後肢からの力が [第12章 初級騎座拳安定編]

 2007-03-30(Fri) 初級クラス121/122 通算447/448鞍目
■朝方土砂降りの雨が降る。
一時間目のレッスンをキャンセルするかで悩むが、そのままクラブへ直行。
奇跡的に雨は上がり晴れ間がのぞく。
■ひと鞍目は【アレフ・ゼロ】で4%先生のマンツーマンレッスンになる。
今日はネックストレッチもつけず水勒だけで乗る。
軽速歩〜速歩で蹄跡行進。
「無理に追わなくていいから、このまま一定のリズムで続けて!」
のっそり【アレフ】だが単騎なので周囲にご迷惑がかからないのがうれしい。
「もちぇさん、前にやった手綱を左右握る合図を馬に送ってみましょう」
「ハミが馬の口の中で左右に滑るようにね」
「ぐっ、ぐっ、ぐっとリズミカルに」
「はい、もういいです」
あれっ? 私は何かまずいことをしたのか?
いつものようにレッスンの意図を語らない教官=4%先生なので、
自分が何をすべきなのか考えなければいけない。
「手綱を左右交互に動かして馬が頭を下げたら、それ以上やる必要ないですから」
あわわ、私は馬が頭を下げたことに気がつかなかったのだ。
「じゃあもう一度」と再トライした時には、
手綱の感触や【アレフ】の首の様子に細心の注意を払う。
くい、くい、くい… すっと首が動いた。 手綱の動きを止める。
「そうです」と4%先生。
ここでホッとしては駄目なのだ。脚で推進を続ける。
それにしても微かな動きの世界だから「本当にこれでいいのだろうか」と
つい教官の確認をとりたくなる。
「首がさがったらハミはその場所においておくようにしましょう」
「拳を一定のところにね」
「つい拳を許しちゃうと馬は頼りにするハミがなくなって困るんですよ」
そうだよね、首を下げさせることが目的じゃなくて
首を下げて楽な位置になったところで馬がハミを探しにきてくれることが必要。
〈信頼に値するハミ〉か… 
いきなりぶらぶらになったり、ガツンとあたったりしないハミ。
常に馬の口のことを気にしてくれるハミか… 
それがこの手綱の先に付いているものなのだ。
速歩で身体が大きく動いても拳が揺れてはいけないのだ、難しい。
■手綱ばかりに集中すると脚がおろそかになる。
「【アレフ】の後肢を動かすように合図をして!」
「首を下げて、後肢から来た力がハミに届くようにしないと馬は楽に歩けないんです」
「首を下げるだけでは馬は楽じゃない」
そうなんだ、首を下げているだけじゃ駄目なんだ。
長鞭で後肢を触るように合図して歩かせる。
すると楽に前に進む。
これかっ?
「先生、今の状態はかなりうまくいっている気がするんですけれど?」
「そうそう」okが出る。
うまくいくときは、乗っている自分がすうと前に運ばれている感じになる。
「手綱をもう少し短くできるでしょ?」
「僕が乗っていたときはピッチマークの5つ目でも大丈夫だったから」
ハーフピッチの手綱は数えにくい〜 1,2,3,4,5  ああ私は6番目だ。
首が長くて口が遠い【アレフ】、いつも手綱が長くなってコンタクトとりにくのに。
うわあ、こんなに普通に短く持てるのだ。
「時には無理矢理手綱を引っ張ってきて、短くするという方法もありますが
馬に頭を下げてもらってハミに向かって歩いてもらえば、短くなるんです」
「手綱の感触が重くなってきたら、脚を使ってください」
「(ずるずる伸ばすのではなくて)短く持ったまま拳を馬の方に差し出すようにして
調節しましょう」
■静かに馬に集中していないとできない。
半巻きで手前を換えたとたん、バラバラになる。
「最初からやってみましょう」
「ちゃんともちぇさんの座りが安定してからですよ」
くい、くい、くいと合図を送る。
「いつも同じ合図を続けていると馬が馴れちゃって無視することもあります」
「合図の仕方に変化をつけるとか…」
くくい、くくい。
すうと【アレフ】の頭が下がる。
うわー、真剣勝負だ。
4%先生の指示通り動けばいいというものではない。
常に馬の小さな反応を見逃さないようにしないと…
■これまでの【アレフ】には、
口が遠くで手綱の操作がもどかしく感じたり、
手綱が重くてつんのめりそうになったり、
はたまた、急に手綱が軽くなって振りほどかれる感じがしたりと
馬と手をつないで運動できない気持ち悪さを教えられてきた。
今日のレッスンでは、始終4%先生の監督下ではあったが
自分の感覚と扶助を頼りに【アレフ】と手をつないでいられた。
「後肢からの力がハミに向っていく」流れに乗せてもらう気持ちよさ。
ほんの一瞬だったがこの感覚を忘れずにいたい。
■「推進があって拳があって、すべて総合的なバランスなんです」と
総括する4%先生。
手や足をこう使うという部分的なものではなくて、全体のバランス。
馬の後肢とハミのバランス。人のバランス。人と馬のバランス。
なんだか曼荼羅の世界のようだ。

■ふた鞍目は【ヴィーヴルロア】で2騎部班となる。
相方は【チャンドラ・グプタ】
【ヴィーヴ】の乗り心地が好き。
身幅が太いので、ちょうどふくらはぎの所が馬体にあたる。
踵はかなり意識して動かさないと馬に触れないのだ。
ちょうどいい人馬の組み合わせなのかも。
停止もバランスを後ろに持ってくるだけで理解してくれるし、気持ちよく動いてくれる。
「反撞が高く楽に乗れる馬じゃないから無理せず軽速歩で」と言われるが、
この馬の反撞では軽速歩がしにくい。
かえって速歩で乗っている方が楽なのだが…
■【ヴィーヴ】の駆歩は一歩が大きく本当に気持ちいい。
この駆歩なら揺れずにじっと座っていられる。
速歩や常歩と同じ感覚で乗っていられるので、輪乗りでも内側に傾かないように真直ぐ乗ろうとか、外方脚を引きすぎないようにとか自分自身で注意ができる。
「そうそう、いいですよ」の声に、ニッコリしてしまう。
先行馬を内側から追い抜いたり、外側を通したりとかなり自由がきく。
楽に駆歩に乗れると操作が容易になるのが実感できる。
ああどんな馬でも楽に駆歩に乗れるようになりたいなあ。
■とはいえ、右手前ではちょっとバランスを崩しやすい。
やはり「内方脚を前で」と言われることもある。
「もちぇさんは馬のスピードが落ちると前屈みになりやすいですね」と
4%先生に指摘される。
「そうなんです!」背筋で支えられずつんのめってしまう。
「もっと、駆歩させてくれ〜もっと練習させてくれ〜」と思う。
あともう少し頑張ったら、揺れない駆歩にも慣れるじゃないかな。



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